レシーバー同好会

攻めろ戦えとハッパをかけられる事が多いが、本当は守るほうが好き。スマッシュやアタックよりレシーブにゾクゾクするあなた、気が合うかも知れません。ちなみにスポーツはしていない。

なぜ大型書店はワンフロアなのか?

いやいや答えなんて知りません。僕が知りたいんです。

しかしなぜだろうか?圧倒感があるから?建築費の問題?万引き対策?それとも慣習?

 

僕は本も好きだが、本を選ぶ時がもっと好きだ。

もっとも行く店は書店。自分の部屋で唯一きれいな場所は書棚。東京で観光に行くとすれば国会図書館

 

話逸れるけど、国会図書館はテンション上がるよね。

ほとんどの本は地下かどこかにしまってあって見えないんだが、日本で刊行される本がすべて収まっていると考えるだけでたまらん。

目録とか辞典は手に取れるところに置いてあるんだが、マニアックなものもあって、「せっかく頑張って作ったこの分厚い本は日本で100人にも読まれていないんじゃなかろうか?作った人も多くに読まれるとは思って作っていないんじゃなかろうか?」とか考えると、その本を作った人の情熱と狂気を感じてこれまたたまらん。

関西館も行ったけどまた素晴らしい。めちゃきれいやし。いやあほんま住みたい。

 

それはさておき。

本を選ぶ時、それは書店でも図書館でも公共な場で行われるが、かなり私的な行為だと思う。それぞれの人がそれぞれの本を手に持って集中し、頭をぐるぐる回転させ、あちこちで悲しみや楽しみの感情を感じている。公共の場において私的な空間が混じり合っているなと。

洋服屋のように話しかけらず没頭できるから本屋が好きだというのもある。

 

そんなせっかくの私的で濃い空間なら、ワンフロアではなくて小部屋に分けたら楽しそうという思いつきの話。

例えば理科の部屋、社会の部屋、小説の部屋、数学の部屋、悲しい部屋、楽しい部屋、夏の部屋、冬の部屋、漱石の部屋などなど雰囲気次第。内装なんて気にしなくても、同じテーマの本が並んでいれば空気感出そう。

こんな本屋あったら行きたいなあ。どっかにないかなあ。

書店の方、ご検討お願いします。

今思いついたけど廃校とか使ったらおもしろいんじゃない?(ほんま思いつき)

 

ついでに思い出したんだけど、図書館に昔貸出カードってあった。

貸出期日のゴム判が押されていくだけのカードだけど、学校で自分が最初のゴム判を押されたりする時には「この学校でこの本を読んだのは自分だけだ」と誇らしげに思ったり、前に借りた人が20年前だったら20年前のその人を想像したり、妄想が膨らんで楽しかった記憶がある。

図書館関係者の方、貸出カードの復活ご検討お願いします。