自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ
茨木のり子さんの詩。
自分が覚えているままであり、原典は確認しない。
一番最初は詩全体を読んだわけでなく、この一文だけを見た。
「自分に向って言われている気がしたフレーズ」暫定第一位。
人のせい、世の中のせいにしてしまう臆病心に響く叱咤であるととともに、
世間がどうであろうと自分の感受性くらいは大事にしてもいいんだという
愛情のある言葉でもある。
マヒしたまま世間の言う事、他人の言う事を妄信していては自分の感受性なんて簡単に吹き飛ぶ。
また凝り固まって考えてしまうと感受性は起動してこない。
柔らかく感じ重力に反して考える。
頑固になって寛容さを失いそうになった時、また迷いの中に迷い込んで一歩を踏み出せない時に思い出したい言葉。
詩全体を本屋で立ち読みした事があるが、他にもビシバシ届く言葉があったと思う。
という事で、気になる言葉を気の向くまま、備忘録的に書いていきます。